お子さまによくおこる症状
ねつ
子どもの発熱はほとんどが風邪によるものであることが多く、治療を要することはあまり多くありません。しかし頻度は少なくても、早めに見せていただきたい場合もあります。それは、
- 生後3か月未満
- ぐったりしている
- だっこしても落ち着かない不機嫌
などの場合です。
そして元気があっても熱が長引く場合は、受診した方がよいでしょう。
おおよその目安は4日以上熱が続く場合です。
せき
咳き込んだりすると心配になるかたも多いかもしれません。
せき自体は様々な原因で起こりますが、治療を要する場合は多くありません。
受診が必要な目安は
- せきをしていないときも、呼吸が苦しそうなとき
- 強いせき込みが多いとき
- 長引くとき(1週間以上が目安です)
などとなります。
嘔吐
嘔吐するお子さまはたくさんいらっしゃいますが、吐いた後ケロッとしている場合は急がなくても良い場合が多いです。
元気がない場合や顔色が悪い場合などは受診をお勧めします。
特にグッタリ感が強い場合は早めに見せていただいたい方が良いでしょう。
以下の場合は救急受診を検討してください(♯8000など)
- 声をかけても反応がない
- 眠そうにしていて
- 皮膚の色が良くない、手足が冷たい
- 眼が落ちくぼんでいる
- 1日尿が出ていない
以下の場合は医療機関の受診をおすすめします
- 強い腹痛がある
- 水分補給が出来ない
- 吐いたものが緑色に見える
- 24時間以上嘔吐が続く
- ねむそう、ぐったりしている。または強い不機嫌。
- 口の中が乾いている、涙が出ない。
- 発熱している
- 6時間以上おしっこがでていない
胃腸炎による嘔吐の場合
1歳未満のお子さまの場合
まずは10~15分おきに少量の水分(小さじ1~2杯、または5~10ml)を与えます。母乳、ミルクまたは経口補水液(OS-1など)を与えることができます。母乳育児中ならば、短時間の授乳を頻回にして対応することもできます。
1歳以上のお子さまの場合
経口補水液(OS-1など)を少量ずつ飲ませてください。一口ずつ、10~15分おきに始めます。嘔気が治まってきたら少しずつ一回に飲む量を増やします。
お子さんが飲水後に嘔吐した場合は、30分ほど間をあけてもう一度試してみましょう。吐き気が治まれば、少しずつ飲む量を増やします。2~3時間経っても嘔吐がなければ通常の授乳にもどせます。
水分を摂っても嘔吐がなく、食べたい気持ちが出てくれば食事を摂ってみても構いません。
工夫しても嘔吐を繰り返し、水分が上手く摂れない場合は、脱水の進行が心配ですので見せていただいた方が良いです。
おなかが痛い
顔色が悪かったり、痛みで動けない場合などは急ぐ必要があります。夜間、休日であっても受診するようにしてください。
元気がない場合や、特にグッタリしている場合も早めに受診していただいた方が安心です。
元気があっても症状が長引く場合や、生活に影響が出る(食べられない、遊べないなど)場合は受診してご相談いただいた方が安心です。